●もくじ・・

1. 基本といえば・・
2. インストールはタダCDで
3. オプション使ってスリムに
4. パーティションってなんなのよ?
5. Webminはのぞき窓
6. インディアンの羽根
7. ドメイン取得、攻防戦
8. ドメイン+IPはセットで・・(DNS)
9. ルーターからサーバー機へ
10. ProFTPDでデータ転送
11. ユーザとグループの作成
****************
****************
12. 新しいサーバー
13. こんどはVineその5
14. アパッチは進化してます
15. ないと困るWebmin
16. データ転送の宅急便Proftpd 
17. 2011年節電の夏
18. ついにフレッツ光 
19. 2014年光からケーブルへ

(注) リンクの飛んだ先でブラウザの戻るボタンを押せば目次に戻ります。





●まりはうすサーバーの経過とか最近あれこれ、
(T∀T)・・メールがまだ。


そんなわけでサーバーできたわけですけど、しろうとには結構ムズかしいです。

きっかけは去年の4月ごろに書店で買ったLindowsの本で、インストールしてみたら音も出るしネットも簡単につながる、この本に写真大きく出てたエッジのCEOとかいう人が最近話題のLiveDoor堀江社長だったみたいね、なんか出たがりな・・。

そして次にインストールしてみたのがFreeBSD、これはまったく使い方わからず、そんでさらにVineLinuxを入れてみました。これも設定とか使い方がわかるまで半年くらい、11月にサーバーの設定を始めて動き出したのが12月半ばころ。

本のタイトルには「9日間でサーバー構築」とか、「30分でWEBサーバー」とかみかけますが、実際はもっともっと時間かかって、甘くないみたいです。

現在はFTPサーバー設定の途中で、LAN内でしかファイル転送できませんし、メールサーバーも出せたり出せなかったりで、まだ未完成というかもうちょっと・・。(2005.1.18)





●サーバーの構成とか。
Linuxってナニモノだ?とか・・。


↓スペックはこんな感じ。

CPU=Celeron466MHz
Memory=96MB/PC66
HD=IBM9GB
Video=Sis620

要するに廃物バソコンです、ほこり払ったり掃除したりして使ってますけど、そもそもパソコン一台余らないとサーバーなんて作る気しないもんね。

(ビデオチップ) sis620はVineLinuxではモニター画面がなぜか歪むので、ドライバーのソースはあるけどコンパイルってどーやんだ? 、とか謎は謎を呼んで・・。

(メモリ増強した) 32MBメモリが1枚だけ手に入ったので64-32-32の3枚挿しで、96MB→128MBにパワーアップしました。かなり起動が早くなったので、これならVine2.6でもそこそこ・・。

(停電) 自宅サーバーの欠点のひとつは、電気使い過ぎや落雷でブレーカー落ちたときに、サーバーも止まっちゃうこと。意外とこれ気がつかないで2日も3日も動いてないことがあります、気をつけましょう。

(追伸) 夏場の近頃では、夕食時のクーラーぷらす炊飯器で毎日のようにブレーカー飛んで、ついでにサーバーも止まってます。

サーバー虎の穴
サーバーの設定方法をまとめときました。


鯖のポーズ

1. 基本といえば・・ OSはVineLinux使いました、バージョンは2.6、最新版は3.1のようです。基本構成はVineLinux上でWebサーバーのApacheを動かして、それを同じLAN内にあるWindowsパソコンからWebmin使ってリモート設定。ファイルはWindowsで編集してFTPサーバーのProFTPD経由のLAN内転送できればオッケーというシンプルなものです。

2. インストールはタダCDで VineLinuxのインストールは書店でvinelinuxCD-ROM付きの本を買うのが無難ですが、vinelinux.orgからi386イメージをダウンロードして、CDに焼付けたものからインストールすればタダ、イメージファイルはここをクリック(649MB)、ダウンロードしたらWindowsマシンで焼付けできます。(注)インストール前にBiosの1stBootデバイスをCD-ROMに切り替えておきましょう。

3. オプション使ってスリムにVineのインストール・オプションはカスタムにして、以下のユニットを選択してみました、でもハードディスクに余裕があればフルインストールの方がカンタンです(約2GBくらい)。
1. XWindowシステム
2. GNOME(geditとgmcファイルマネージャ)
3. メール/wwwツール(モジラ・ブラウザとメール)
4. インターネットサーバ・DNS/www (apacheサーバーとwebmin、postfix/proFTPD)
5. 開発ツール(namazuとkakasi)


4. パーティションってなんなのよ? fdisk使ってこんな風に切ってみました、要するにハードディスクを適当なサイズに分割することです。イメージとしてはクリスマスケーキを切り分けるナイフのようなものでしょうか、以下はwebminのパーティションマネージャ画面。

パーティション

VineLinux付属のパーティション切り分けソフトfdiskのちょっとヘンなところは、単位がMBではなくてシリンダとか称するブロック単位になってるとこ、この開始1から1108の終了までをIBM9GB容量のハードディスクに読み替えながら切り分けてます。

上の図で1番はマルチブートのwin98用、2番がLinux用の空き、3番はVineLinuxの/(ルート)、4番もVineのswap領域、番号なしの開始193-299終了はwin98拡張用に空けときました、メインの/(ルート)である3番の容量は4GB+くらいでしょうか。

これもハードディスク全部をVineに使うならイントーラにおまかせが楽ちんです。

5. Webminはのぞき窓 Vineのインストールが終わったらWebminもインストールされてます、MozillaブラウザのツールバーにあるWebmin(local)をクリック、またはスタートメニューからでも、windowsでいえばコントロールパネルみたいなモンです・・。(注)図はインターネットエクスプローラだけど実際はサーバー機上のMozillaでやってちょ。

パーティション

webmin→webmin設定→IPアドレスのアクセス制御で下の図↓のようにサーバー機と同じLAN内にあるパソコンのIPアドレスを書き込んで保存すると、同じLAN内のパソコンから(サーバー機上の)webminを呼び出してサーバー機の設定ができるようになります。(注) うちのLAN内アドレスは以下の通り。
192.168.1.17←windowsマシン。
192.168.1.12←windowsマシン。
127.0.0.1←Linuxサーバー機自身。
192.168.1.18←Linuxサーバー機自身(2つのアドレスがある?)。

windowsマシン192.168.1.17上のインターネット・エクスプローラにhttps://192.168.1.18(サーバー機):10000とアドレスを打ち込んで接続した状態が上の図↑、リモコンしてるとこです。(注)各パソコンのIPアドレスはルーターの設定画面に表示されてます。

パーティション

レイアウト


6. インディアンの羽根、Apache ApacheはWebサーバーソフト、ネットにホームページを供給します。これもすでにインストール済み。サーバー機上のMozillaブラウザにhttp://localhostと打ち込むか、同じLAN内にあるWindowsマシン上のI.E.に192.168.1.18(サーバー機のIPアドレス)とすれば以下の画面が出ます、これで稼動状態、出てこない場合はKterm(ターミナル)に/etc/rc.d/init.d/httpd start(ENTER)です。

Apacheサーバー

さてこの↑テストページを表示しているhtmlファイルはドキュメントルートなる場所にあるそうで、Apacheの 設定ファイルである/etc/httpd/conf/httpd.confの中にはDocumentRoot /home/httpd/htmlと記述があるので、デフォルトではこのhtmlフォルダ内のindex.htmlを読み出すというルールのようです(違うかな?)。

そんなわけでこのhtmlフォルダ内にあるファイルを全部削除して代わりに"まりはうす"トップページのindex.htmlをここにコピーしたのが下の画面↓、これでwebサーバーとホームページは完成、ただしこれではまだLAN内からしか見えません。

Apacheサーバー



7. ドメイン取得、攻防戦 ドメインとはネット上でhttp://以下の最上位に表示される文字列のこと、このサイトならmarihouse.bizの部分、世界中で同じものが2つあることは許されていません・・という理屈だそうですから希望のドメイン名が空家かどうか検索してみます、まずはValue-Domain.comへ。

"まりはうす"の場合は.com/.netがすでに登録済みだったので残った中からmarihouse.bizにしてみました。料金は1年分の登録料が990円、意外とカンタンで安い。(marihouse.netは韓国のホテルでしたが、marihouse.comは登録のみでページがないようなので、調べてみたら5.99ドルで売られていました・・)

東名


8. ドメイン+IPはセットで・・(DNS) さてドメイン名だけではまだネットにはつながりません、世界中のコンピュータはIPアドレスでパソコンを特定しますから、取得したドメイン名とルーターのWAN側IPアドレス(注)、この2つのセットを、アドレス管理の元締めであるドメインネームサーバー(DNS)に登録しなければいけません。(注) ルーターはWAN/ネット側とLAN/ローカル側の2つIPアドレスを持っているようです。

DNSへの登録にはDiCEを利用しました。DiCEd Version 0.19からダウンロード、保存場所は/usr/local/binとして、
#cd /usr/local/bin  //DLしたディレクトリに移動して・・
#tar zxvf diced01911.tar.gz   //展開する
#cd /usr/local/bin/DiCE/      //新しくできたDiCEフォルダに移動
#./diced   //DiCEの起動

:?  //これはヘルプ(以下すべてEnter)
:setup  //設定開始、
>n    //すべて変更なしにしました
>y    //設定を保存。

:add      //さらにイベントの追加
:? //対応しているサービスの一覧表示
DynamicDNSサービス名を入力してください→VALUEDOMAIN
ドメイン名→biz
ホスト名→marihouse
ログインユーザ名→value-domainに登録したユーザ名
パスワード→value-domainに登録したパスワード
登録するIPアドレス→空白のまま
イベントの題名→お好きな名前を自由につける
イベントを実行するスケジュール→>5 //IPアドレス変化時
IPアドレスの変化がない時に実行する間隔→お好きな間隔
>y//イベントを有効に
>y//イベントを保存
:list     //イベントが登録できたか結果を確認
:exit //終了

ここで#./dicedと再起動して
>startd  //バックグラウンドで開始、とすれば
#DiCE Daemon started と表示され インターネットからあなたの家のルーターまでは開通してるハズ、あとは・・。

(注) DiCEの設定についてはGoogleのディレクトリに図入りで詳しく解説しているサイトがいくつかあります、ここらヘンを参考にしました(ありが
とサンです)。

(IPアドレスが非固定とは?) ADSL接続の場合はIPアドレスが月に一回とか変わってるみたいで、そのためにDiCEを使って設定を自動化するんですけど、実はコレ手動の方が簡単で早いです。IP変わった日はネットにつながらないのですぐわかる、そこで
1. モデムの電源を切って、ちょっと間をおいてからまた電源を入れる。
2. ルーターの設定画面で新しいWAN側IPアドレスを確認する。
3.利用しているDNSサーバーのページへログインして新しいIPアドレスに手動で直接書き換える。・・・この方がカンタンかも? (↓下の図はValueDomainのDNS設定画面、218.136.1.1のように自宅のIPアドレスを直接書きこめばオッケー)
DNS



9. ルーターからサーバー機へ
 ルーターの設定は↓以下の通り、製品名corega CG-WLBARGPの場合です、webバーチャルサーバーの接続先にVineLinuxサーバー機(192.168.1.18)を指定します。

バーチャルサーバー

こんどはローカルのIPアドレスではなくちゃんとmarihouse.biz↓で接続できました、インターネットサーバー完成です。

marihouse.biz



10. ProFTPDでデータ転送 これもVineといっしょにインストール済み、ファイル転送用のftpサーバーです。たとえばメールがネット上のお手紙なら、ftpはデータの小包とでも、ただしデォルトでは停止してるので、手動でスタートさせます。

これもwebminからシステム→起動及びシャットダウンで(アクション)proftpdの"起動時に開始しますか?"という項目を"いいえ"から"はい"にチェック変更して保存、ついでに"すぐに開始"ボタンを押すか、サーバー機を再起動させればproftpdは稼動状態となります。


11. ユーザとグループの作成 まずはftp用にユーザーとグループを作ります、サンプルとしてadminグループ内にtigermaskユーザを作りtoranoanaというパスワードを設定してみます。

webmin→システム→ユーザとグループ、ときてグループなるものを作ります、ローカルグループのいちばん下にある新しいグループを作成→"admin"と入力してページ下の作成ボタンを押します。

グループ


同じくローカルユーザいちばん下の新しいユーザを作成→"tigermask"と入力、通常のバスワードにチェックを入れて"toranoana"と入力、所属するグループは"admin"として作成ボタンを押します。

ユーザー

ユーザー


ここからはWindowsマシンを使って設定しました。まずはFTPソフトのFFFTPをWinマシンにインストール、完了したらとりあえずホスト名にサーバー機ローカルアドレスの192.168.1.18と入力、ユーザ名tigermask、パスワードtoranoanaとして接続すればファイル一覧が表示されます。

ユーザー

さらにサーバー機上でルートフォルダの属性を777(775かな?)に変更すればアップ/ダウンロードが出来るようになります。ファイルの編集とかはWindows上でやったほうが効率的です。

ユーザー

以上でLAN内のFTP転送は自由に出来るようになりました。さてネット経由のFTP転送はホスト名をmarihouse.bizとして、ルーターの21/20番ポートの接続先にサーバー機のローカルアドレスを指定すれば出来るハズですが実際には出来てません、設定間違えてるかも。でもここまででホームページの運用はできるので、とりあえずはオッケー。あとメールサーバーとかも設定したいけど・・つづく。(注) FTP用の20/21番ポートは外部からアクセスできないように普段は閉じてあります・・・。

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12. 新しいサーバー 2005年のサーバー構築から6年後のこと、ついに新しいサーバーが・・・といっても中古パソコンで、2005年ソーテックPJ712を通販リサイクルで手に入れて、さらにうちに余ってたハードディスクとメモリを250MB → 1GBと増量してこんなスペック、送料込みで\2,030のまたもや廃パソ・サーバーです。
Sempron2800+ / 40GBHD / Memory1GB
2011年現在といえど先代低スペックのCeleron466MHzがいまだ元気で用が足りてるわけですから、この程度のマシンでも充分に早いです。というか1999年製の先代Celeronサーバーも13年目なのにまだふつーに動いてるので、これもこのままコワれるまで使ってみようかしらん、ちなみに先代は370ソケFICマザボとIBMハードディスクの組み合わせ。

Sotec



13. こんどはVineその5 VineLinuxは現在5.2なんですけど、なぜかwww.vinelinux.orgからのダウンロードがうまくいかなくてハッシュ値があわないので、某所からバージョンのよくわからんVine5.X のCDを手に入れてインストールしました※、でもダウンロードデータが何回やっても壊れてしまうのは接続環境になんか理由でもあるんでしょうかね ??? またまたWin2000とのデュアルブートにしてみましたが、赤い横棒はパーティションで、上から順にWin2000のNTFS、Linuxのext3、Linux swap領域です。※調べたらVine5.2でした

Sotec



14. アパッチは進化してます apache2になってたんですね、すでにインストールされてるようで、起動コマンドは
/etc/rc.d/init.d/apache2 start らしく・・・
Apache2 HTTP Serverを起動中 [ OK ]
となって起動したようです。ここで同じLAN内にあるVista上のインターネットエクスプローラのアドレス窓にサーバー機のアドレス192.168.1.3を打ち込めば↓こんな風にスタートページが表示されます、Vinelinux上のFirefoxブラウザから見るときはアドレス窓に、http://localhostまたは127.0.0.1です。(注) サーバー機のLAN内アドレスはルーターの設定画面のどこかに表示されてるはずです。

ユーザー

ついでにVineが起動したときにApacheを自動的に起動する設定はこの二行コマンドで、
chkconfig apache2 on (自動起動)
chkconfig --list apache2 (結果確認)
httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
2-5のランレベルがonならオッケーだそうです。

ここでドキュメントルートの場所を調べるため/etc/apache2/conf/httpd.confの中身をのぞいてみれば、/var/www/htmlがその場所らしく、ここにまりはうすトップページを一式貼ってVistaからのぞくと下のように見えてます、コピーコマンドはこんなカンジ。
su (パスワード)
cp index.html (トップページ) /var/www/html
cp -a img (イメージフォルダ一式) /var/www/html

ユーザー

このままではLAN内からしかページが見えませんが、ネット上にホームページを公開する場合は、このページ7-9番目の項目であるドメインとルーターの設定を参照してください。



15. ないと困るWebmin たまにしか使わないlinuxはコマンドラインをすぐ忘れてしまうし、いちいちVineにアクセスするのは面倒だからWindowsから設定したい、などというときにグラフィックインタフェースのWebminは必需品、これは初期状態ではインストールされてないようなので端末ターミナルをroot 権限にして、
su (パスワード入力)
apt-get update
apt-get install webmin
とすればインストール終了で、スゴい簡単です。

WebminをVinelinux上のFirefoxから見るためにはアドレス窓に、https://localhost:10000とすればよく、同じLAN内にあるVista上のインターネットエクスプローラからwebminを見る場合にはアドレス窓に、https://192.168.1.3:10000 (Vinelinuxサーバー機のポート10000) と打ち込み、さらにVineのシステム→システム管理→セキュリティレベルとファイアウォールの設定で、10000 tcp を追加で手書きリストすればオッケーです。

ユーザー
ユーザー

この状態ではまだApacheサーバーが表示されないので、un-used Modules → Apache Webサーバ → モジュール設定、でVineのnautilus使いながらファイルの場所を検索機能で探して書き換えました。
Apacheサーバのルートディレクトリ
/etc/apache2
httpdの実行可能ファイルのパス
/usr/sbin/apache2
apachectlのパス
/usr/sbin/apache2ctl
httpd.confのパス
/etc/apache2/conf/httpd.conf

さらにproftpdサーバも表示されてないのでun-used Modules → proftpdサーバ → モジュール設定ときて、
ProFTPDの設定ファイルへのパス
/etc/proftpd.conf
ProFTPDの実行ファイルへのパス
/usr/sbin/proftpd
ProFTPDのPIDファイルへのパス
/var/run/proftpd.pid
ftpusersファイルへのパス
/etc/ftpusers
と書き換えるとwebminのサーバ項目にapache、proftpdともに表示されてめでたしめでたしとなるようですね。

ユーザー



16. データ転送の宅急便Proftpd こちらは最初からインストールされてるようなので、端末コマンドから
/etc/rc.d/init.d/proftpd start
proftpdを起動中 [ OK ]
とすれば起動し、さらにVineの起動といっしょに自動起動するためには、
chkconfig proftpd on (自動起動)
chkconfig --list proftpd (結果確認)
proftpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
ということでapache2と同じく、2-5のランレベルがonならオッケーで自動的に起動されるようです。

ここでまたまたユーザーを作るわけですが、前回Vine2.6のときのadminグループがないので、かわりにadmグループを使ってユーザーとパスワードを任意のお好みに設定すれば良さそうです。
adm ← グループ
tiger ← ユーザー
toranoana ← パスワード
下はVisata上で動作するFFFTPから接続したところ、左の窓はVistaのハードディスク内のデータ、右の窓がVineのハードディスク内のデータです。

ユーザー

これで接続はできますが、なぜかVine2.6 (Proftpd-1.2.5) のときと違いFFFTPからhtmlフォルダの権限変更ができずアップロードができないので、ここでVineに移動して管理者権限でhtmlフォルダのアクセス権を変更すればアップロード、ダウンロードともに無事できるようになりました。

ユーザー

LAN内のやりとりができれば、ホームページの更新はWindowsで編集してVineサーバーにアップすればカンタン、これで用は足りてます。でもついでにルーターのポート20/21番をVineサーバーに割り当ててネットの入り口を開放し、アドレスをftp.marihouse.bizとしてインターネット経由でも試してみると接続はできてVineのホームフォルダが表示されますが、そこでファイルリストの取得ができませんとなってホームフォルダの中身が空っぽ表示のまま停まってしまいます、これはFFFTPでもWinSCPでも同じ症状で、でもこの二つのftpソフトはLAN内ならちゃんと動作するわけで、たぶんルーターかモデムの接続環境がアヤしい感じがします・・・つづく。


17. 2011年節電の夏・・・ そんなこんなのご時世なので、夏場の節電用に昔のノートPCを引っぱり出してサーバーの代用にしてみました。2000年ごろの富士通BibloNE3/36Lという型番で、Celeron366MzだけどVineLinux3.1ならドライバなしでインストール出来てそこそこのスピードで動きます。ポイントは目ざせ消費電力10W以下なので、液晶パネルの電源を切る方法が目玉です。キーボードを外すと左右一本づつのコードが液晶フタの部分から出てますから、両方とも基盤のソケットから抜いときました。あとはキーボードを元に戻し、外部モニターに接続しながら設定するという手順、やっぱノート@サーバーって無音でいいわー、あまりに静かなので、たまにアクセスあったときのハードディスクのコロコロ音が逆に気になったりします・・。

biblo

(2012年その後・・) 一年経った六月ごろ、ブレーカー飛んで停電したあとに再起動すると、ハードディスクの調子が悪くなってて起動できないので、思い切ってノートパソコンを新型に替えました。といっても2000年Biblo → 2004年Prius とまだ8年落ちですが、こちらはまだバッテリーが生きていました。後で気がつきましたが、バッテリーあるとブレーカー飛んでもまだ稼動していて、電気がもどった後までスムーズに動いてるわけですが、これって無停電電源装置なんじゃないのか?


18. ついにフレッツ光 家の人間がいつのまにか契約してきたみたいですが、液晶テレビが一台タダになるとかいう山田電気の口車に乗せられて、でもネットが開通してみると、このフレッツ光用のルーターPR-400MIはいろいろとおかしな動作が目につきます。

それはおいといても、まずはサーバーのWEB公開で、これはカンタン。詳細設定→静的NAT設定→ワンタッチ設定、ときて"Webサーバを外部に公開する"にチェックを入れ、"WebサーバのIPアドレス"にルーターが認識しているLAN内サーバー機のアドレス(わが家の場合は、192.168.1.13)を書き込んで、設定ボタンを押せばオッケーです。

ユーザー

これでもう公開はできているわけですが、インターネット・エクスプローラーのアドレス窓に、marihouse.bizと打ち込んでEnterキーを押しても表示されません。ちなみに携帯からのぞいて見ると、こちらは問題なく表示されいて、ネットに公開はされているようです。

結局、仕組みはよくわかりませんが、解決策は、まず、C:\ Windows\system32\drivers\etc\hostsファイルをメモ帳で開いて、その末尾にLAN内のサーバーアドレスとスペースのあとに、ドメイン名を追加して保存。

127.0.0.1 localhost
192.168.1.13 marihouse.biz  ←←ここ

そしてコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行すれば、XPパソコンからmarihouse.bizが見れるように なりました。

C:\Documents and Settings\ユーザID>nbtstat -R
Successful purge and preload of the NBT Remote Cache Name Table.

でもこれってネット経由じゃないですよね? LAN内をのぞいてるだけというか。このフレッツ・ルーターはネット接続に独特の勘とテクニックが必要だとか、古いパソコンはいまだにネット接続できないだとか、いろいろ問題がありますが、いったいどうなってるんでしょうか・・。


19. 2014年光からケーブルへ・・ フレッツやめて、またまたケーブルTVに乗り換えましたが、スマートテレビBOXなるチューナーは、YouTubeが見れるんですねー♪ パナソニックのスマートビエラ買っちゃおうかなー、とか考えてたんですけど、これで十分。やっぱ大画面で見るYouTube動画はおもしろい・・。

テレビについてはなかなか気に入ったんですけど、ネットの方はこれまたはじめて見るルーターで、Cisco DPC3828Dという型番。最初にハマったのが、ルーター設定画面を呼び出すIPアドレスで、192.168.1.1では出てこないんですね。そこでWin8のエクスプローラを開いて、ネットワークを見てみると、ネットワークインフラストラクチャの項目にCisco DPC3828Dのアイコンが表示されているので、右クリックでプロパティを見ると、192.168.0.1とIPアドレスが表示されてました。やや変わったアドレスですが、こういう独自性は混乱のもとになるだけですね。で、インターネットエクスプローラーのアドレス窓に、192.168.0.1と打ち込んでEnterキーを押せば・・。

ユーザー

ユーザー

このルーター設定のトップ画面は、ユーザ名もパスワードも入れずにログインボタンを押せば、そのまま中に入れるようで、


ユーザー

アプリケーション&ゲーム項目にある、転送ポート範囲のタブを開いて、上から2行分書き換えました。サーバーのIPアドレスはブラウザのアドレス窓に手動で、192.168.0.※、の※部分に順番に数字を手作業で入れていったら、192.168.0.12が割り当てられていました。これはサーバー機のほうでLINUXコマンド入れて探してもいいんですけどね。

1行目はWebサーバーで、サーバー機のIPアドレス、192.168.0.12と、内部にサーバー機の80番ポートを指定して、外部であるルーターにも80番ポートを指定、TCPプロトコルも指定して、有効にするボックスにチェックを入れます。

2行目はFTPで、ネット上からはアクセスしないので、セキュリティの観点から外部ポートは指定せず空欄のまま、サーバー機の内部ポートのみ21番を指定して、LAN内のみでファイルのやりとりをすることにしました。

ユーザー

このぺージ最後にある設定の保存ボタンを押せば、ネット上からホームページが見えて、FTPでファイル転送もできるようになります。






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